the world according to sugi

法事に持っていくお供えは花や食べ物である、食べ物のお供えは、墓に供えかえなければ式のあとに雲水たちが食べる、と耳にしていたので家族のものにもその旨伝えて若い人達が好きそうなものを山のように持っていった。式のあとでお供えの食べ物を片付ける若い僧の顔が見事に喜色満面だったので、あー、よかった、と私もうれしかった。門前の花屋によると、法事の檀家が与える心付けなどが若い僧の唯一の小遣いで、そのなけなしの金でコンビニの鶏唐揚げ弁当などを買ってうまいうまいと食っているそうである。笑えるような話だけど、生きることのどうしようもないバイタリティが垣間見えるような気がして、私には死とよいコントラストをなしているようにさえ思える。生きている、というのは実に愛すべき、滑稽なことなのだ。

三回忌 - kom’s log
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